新潟市秋葉区のお客様よりお問い合わせをいただき、屋根リフォーム工事に伺いました。

大雪により屋根の軒先が折れた建物があり、でもそれはかなり古い建物なので 解体するかどうか迷われたそうですが、ご家族で検討した結果、屋根をきちんと直して 建物を今後も使っていくことに決まったのだそうです。



現地にお邪魔して状況を確認しました。

事前に伺っていた通り、かなり激しく軒先が折れています。



その他にも軒天の剥がれや瓦のズレがみられ、あちこちで雨漏りがあると思われます。



今回は雨どいも新しくしたいとご要望があり、雪が降るまでに間に合わせたいということで 急ぎ工事をスタートさせて頂きました。





早速古い瓦を降ろし始めます。

予想通り、かなり屋根の腐食があり傷みが進行しています。



適宜 腐った野地板を交換し、耐水ベニヤと防水シートを重ね貼りして、新しい瓦を載せ替えるための作業を進めます。





壊れていないほうの屋根片面の防水シート貼りと瓦桟の取付作業が終わりました。



次は大工さんに軒が折れた部分のタルキ等を復旧して頂くため、一旦現場を空け バトンタッチします。



少し間をおいて 大工さんによる軒先の復旧作業が終わり、改めて残り片面の防止シート貼り作業に入りました。





瓦桟を取り付け、割り付け作業のあと 新しい瓦の荷揚げをします。





軒瓦を取り付け 平面部の瓦を施工している際に雨が降ってきました。予報は悪くなかったのですが、この時期の天候は不安定です。



棟の部分には耐震棟金具を施工し、樹脂製の角材を取り付けました。これを起点に棟部を施工しますので、耐震性の向上が期待できます。



棟施工を行う前の日に少し雪が積もりました。幸い作業には支障がありませんでしたので このまま作業を進めます。



棟は6寸丸冠という瓦を施工して、シンプルに仕上げました。





瓦工事に続き、雨どいのほうも新しく交換作業させて頂きました。



作業完了しました。