今回ご縁をいただき、胎内市にあるお寺様の山門改修工事に携わらせて頂きました。

昨今の大雪等の影響で 山門の色々な箇所の傷みが進む状況のなかで、今回その改修工事を執り行うことになり、瓦工事について当社が施工させて頂くことになりました。





現状を見させて頂くと、山門のあちこちに瓦の崩れや躯体の腐食などがあります。





 

屋根構造体はもとより、見えない所の土台や他の箇所にも色々と傷みがありそうです。

大工さんによる木工事全般については、こちらもご縁から富山県の大工さんが担当されるのだそうです。



当社で古い瓦を撤去し、養生をしたのち 一旦現場を空けて大工さんに引き渡します。

その間、屋根の修理箇所や各納まりの打ち合わせ、板金工事、仮設足場等の打ち合わせを重ねながら、木工事が進んでいきます。

瓦撤去から約1カ月を要したのち、次は瓦工事の番です。



改修が終わったばかりの屋根に、防水シートを貼り 瓦桟を取り付け、新しい瓦の荷揚げの作業を行います。屋根に干渉する周りの木枝もこの際に伐採させて頂きました。

今回の工事期間中は なかなか天候が安定せず、シートを被せながらの作業となりました。



瓦の割り付け作業をしっかりと行い、軒瓦の施工～桟瓦の施工へと移ります。







 

大まかな平面部の瓦施工のあとで、次回は蓑甲～大鬼の取付～棟の施工へと進みます。