雪止め金具の増設と瓦補修工事@新潟市南区
新潟市南区のお客様よりお問い合わせをいただき、雪止め金具の増設と瓦の補修工事に伺いました。
雪が降るころになると、屋根からの落雪が怖いので対策してほしいとのことです。
早速 現地に伺い、現況の調査をさせて頂きました。
使用されている瓦は、ヨーロッパ製の「モニエル瓦」という瓦です。
海外から輸入されていた製品ですが、そのデザイン性の高さから 昭和終期~平成中期にかけて、日本でもかなり流通しました(現在 日本では入手不可です)。
一応 専用の雪止め金具は点々と設置されていますが、見るからに機能的に心もとない、ほとんど雪止め効果の無いであろうことが容易に予測できる形状の雪止め金具です。
モニエル瓦は 分類上「コンクリート瓦」に分類されますが、もともと塗装を前提につくられている製品になります。こちらのお宅の瓦も、経年劣化による塗装落ちと 所どころに瓦のズレやビスの浮きがみられます。
ご要望の雪止め増設とともに、あわせて瓦の部分補修も行うこととしました。
まずは雪止め金具の取り付け作業からスタートします。
既存の金具はそのまま使用して、新しいステンレス製の金具を屋根の軒先部を中心に配置することとしました。
閑静な住宅街ですので、道路や隣家の敷地に落雪しないよう 注意を払って金具を設置していきます。
玄関部も同様に金具を取り付けます。
軒先から数えて5枚目の瓦まで雪止め金具が増設されました。少し多すぎかな とも思いましたが、念には念を入れて ここまで徹底すれば落雪の心配は無用です。
続いて瓦のズレ補修になります。
隅棟(すみむね)の部分の三角にカットした瓦のズレが多くみられます。
棟包み(むねつつみ・板金部材)で抑えてあるだけのシンプル施工ですので、かなり瓦がズレやすい部分になります。
再固定の方法として、漏水に注意しながら 新しく瓦に穴を開けて釘留めしたり、シーリングによる接着を併用しながら固定していきます。
一通りの作業が完了し、これで冬への備えができました。
雪が降るころになると、屋根からの落雪が怖いので対策してほしいとのことです。
早速 現地に伺い、現況の調査をさせて頂きました。
使用されている瓦は、ヨーロッパ製の「モニエル瓦」という瓦です。
海外から輸入されていた製品ですが、そのデザイン性の高さから 昭和終期~平成中期にかけて、日本でもかなり流通しました(現在 日本では入手不可です)。
一応 専用の雪止め金具は点々と設置されていますが、見るからに機能的に心もとない、ほとんど雪止め効果の無いであろうことが容易に予測できる形状の雪止め金具です。
モニエル瓦は 分類上「コンクリート瓦」に分類されますが、もともと塗装を前提につくられている製品になります。こちらのお宅の瓦も、経年劣化による塗装落ちと 所どころに瓦のズレやビスの浮きがみられます。
ご要望の雪止め増設とともに、あわせて瓦の部分補修も行うこととしました。
まずは雪止め金具の取り付け作業からスタートします。
既存の金具はそのまま使用して、新しいステンレス製の金具を屋根の軒先部を中心に配置することとしました。
閑静な住宅街ですので、道路や隣家の敷地に落雪しないよう 注意を払って金具を設置していきます。
玄関部も同様に金具を取り付けます。
軒先から数えて5枚目の瓦まで雪止め金具が増設されました。少し多すぎかな とも思いましたが、念には念を入れて ここまで徹底すれば落雪の心配は無用です。
続いて瓦のズレ補修になります。
隅棟(すみむね)の部分の三角にカットした瓦のズレが多くみられます。
棟包み(むねつつみ・板金部材)で抑えてあるだけのシンプル施工ですので、かなり瓦がズレやすい部分になります。
再固定の方法として、漏水に注意しながら 新しく瓦に穴を開けて釘留めしたり、シーリングによる接着を併用しながら固定していきます。
一通りの作業が完了し、これで冬への備えができました。
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