この度 新潟市東区の石山照大寺様よりご縁をいただき、鐘楼堂（しょうろうどう：鐘を突く建物）の改修工事に携わらせて頂くことになりました。



現場調査に伺ったところ、100年以上前に建てられたであろう 立派な鐘楼ですが、よく見ると色々なところに建物の傷みがみえます。



棟が雨漏りによって一部朽ちています。



鬼瓦も落ちそうになっていて、もしも屋根下に人がいたりしたら 非常に危ない状況です。



足場を組み、より詳細な調査を行ったところ、更に様々な箇所でかなり傷みや劣化がすすんでいることがわかりました。







それに伴い、屋根だけでなく 建物躯体そのものを大きく修理する必要がある との判断に至りました。

工事の概要が固まり、いよいよ改修工事のスタートとなりました。

まずは古い瓦を解体していきます。



長年のホコリがかなり溜まっています。



古い瓦を解体し終わったところで 一旦ブルーシートを張り、本体の改修工事へ移行していきます。